O.K. CONNERY
Operation Kid Brother
ドクター・コネリー キッドブラザー作戦
Music : Ennio Morricone -
Bruno Nicolai
注)当時のデモ撮影。
現在はこんなに有る訳がない。
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<45> PARADE PRC 5035
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<LP>
Note:"Man for me(Italian vocal)"は"Se chiami amore"を
収録したもの。LPには英語主題歌の収録なし。
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<45> Cover version. PARADE PRC 5042.
"Se chiami amore" (Nohra - Nicolai)
Sung by Christy
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以下は以前掲載していたCapricious Oct 2004より転記。
多分当時はCDが発売されたうれしさで浮足立ってたか
と思われます。
CD IT DIGITMOVIES CDDM025
長年待ちに待った音源の発売でした。
NICOLAIが所持していたとのことですが、
マスター・テープが失われていたとの通例があり
寝耳に水のうれしいことでした。
主題歌はPARADEより英語、イタリア語での
シングル発売がありましたが何といっても
聞きたかったのはニール・コネリーとダニエラ・ビアンキ
が街中を逃げるときに流れる主題歌の
インストバージョンでした。
これがフルで聞けるなんて今は最高の気分です。
映画はTV放映でしか見たことがありませんが
(6年ぐらい前にビデオソフト購入)内容は
これといってたいしたことではありません。
しかし、スパイ映画の繁栄期でもありイタリア映画の
油が乗り切ったもっともよい時期(1967年製作)で
パロディ・サービス精神満載に思えます。
特に、主演に007のショーン・コネリーの実弟である
ニール・コネリー(Neil Connery)を引っ張り出し脇には
本編007にも出演していたアドルフォ・チェリ(Adolfo Celi),
ダニエラ・ビアンキ(Daniela Bianchi)
そしてマカロニ・ウエスタンでも有名な
アンソニー・ドーソン(Anthony Dawson)
大好きお姉さんアガタ・フローリ(Agata Flori)と
イタリアB級映画ファンには垂涎の出演陣となっております。
監督は「荒野の10万ドル」「アルデンヌの戦い」等
B級路線まっしぐらのアルベルト・デ・マルティーノとくれば
上記主演陣をB級通りに使いこなしニール・コネリーをみんなで
なんとかサポートしよう、またショーン・コネリーの実弟なので
なんとかしようという努力が感じられ大変ほほえましい
チームワーク映画に仕上がっております。
音楽はこの時期もっとも油ギラギラ乗りまくりの
エンニオ・モリコーネとブルーノ・ニコライの共作ときたら
文句があるわけがありません。
1967年とくればマカロニ・ウエスタンが腹いっぱいになりつつある
時期だったとのことで同時期に強烈な音楽が飛び交っている
ときでもありました。
そのコンビが書いた作品ですから否応なく濃い感じがします。
特に主題歌を歌うChristy (「復讐のガンマン」でそのドスの聞いた
歌声は聴くものを強烈な熱い世界へつれていってくださいます)の
歌はこのコンビでしか味あえないこの時期の
節回しであり1967年のイタリア映画の脂っこさそれに伴うここちよさ
を知らしめた作品に仕上がっております。
また、冒頭でも書いたようにこの主題歌のインストバージョンが
これまた当時のエレキブーム?
とそしてブルーノ・ニコライ楽団特有のドラムと相まって
ここちよいメロディを耳に運んできてくれます。
バックに流れる”オッケ〜コーネリー”と入るコーラスは
イ・カントリ・モデルニでしょうね。
これも非常に耳に残るいいポイントになっている気がします。
本当にこの主題曲はテンポが速くてスピーディで気分を
動的にしてくれる活力が沸いてくる曲です。
以上 "Capricious Oct 2004"より
とまぁ当時は間抜けなことを恥ずかしくもなく書いていたの
ですね。懐かしいというよりは情ない。
Feb 2021